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あなたがそう思うのなら もうそれでいいです

2015.2.14.sat ピアノ教室etc

 久しぶりのピアノ教室である。
 毎度のことながら、ろくに練習していないので、先生も内心はらわたが煮えくりかえっていることだろう。
 それでもまったく怒るそぶりも見せない先生には、申し訳ない気持ちもあるが、やはりありがたいと感じる。
 私がピアノ教室に通っているのは、ほぼ100%引きこもり対策である。
 休みともなれば一日中でも寝ていることがある私である。
 なにか無理やりにでも出かけなければならない理由を作らなければと考えた結果がピアノ教室であった。
 それなのに、厳しいことを言うような先生だったら、重い腰を上げようと思う気持ちすら挫かれてしまうことだろう。
 そもそもピアノでプロになろうと考えているわけではないのだから、うるさいことは言われたくないのである。
 そういう私にとってはうってつけの先生であるといえる。
 先生にとっては迷惑かもしれないが、これからもよろしくお願い申し上げたい。

 ピアノ教室のあとは散髪の予定だが、予約時間まで間があるので、書店で文庫本など3冊ほど購入し、小腹がすいたので寿司屋で5貫だけ寿司を食べた。
 そして散髪が終わってから遅めの夕食にスパゲッティの専門店へ入った。
 カウンター席があるのに、なぜか4人用のテーブル席に通される。そして、その席は異常にタバコ臭い。すぐ隣の席の女性ふたり組がタバコを喫っているのである。
 この店は昼の混雑時を除けば禁煙ではないので、よく見るヒステリックな嫌煙者のように、タバコを喫うことについて文句や苦情を言うつもりは毛頭ない。
 しかし、そのタバコを喫っている女性ふたりは、まだ20代前半と見受けられる。
 喫煙者にとっては肩身の狭い思いをすることが多いであろうこのご時世に、あえてタバコを喫う道を選んだということは、よほどの信念があったものと思うのだが、いかがか。

 最後に、ほぼ1年ぶりとなる某ピアノバーに入った。
 ここではマスターと日替わりのピアニストが、生演奏を聴かせてくれる。
 ただしピアノは本物のグランドピアノではなく、ハンマーアクションデジタルピアノである。
 実はこの店に入ったのは今回で3回目である。
 しかし、毎回初入店として対応される。つまり、顔を覚えられていないということだ。
 今回は特に前回から間が開いているということもあって、覚えられていないのは予想通りだったのだが、まあしかし、いちいち前に来たことがあるだの説明するのも面倒なので、黙ってカウンターに座った。
 覚えられないというのは、来店間隔の問題以外に、私がマスターらとほとんど話をしないということも原因のひとつだろう。
 人と話をするのは苦手だし、私はピアノを聴くのが主な目的で来ている。
 必要性も感じないので、名乗ったりもしない。

 それにしても、どうもこの店は常連客ばかりで、一見の客には少々居づらい感じではある。
 私以外の全員が、マスターやピアニストの伴奏で歌を歌ったり、サックスやチェロの演奏などしたりする。
 メニュー表もないし、これでは「ここに集うみんなと仲良くなろう」という目的を持つ人でなければ、常連になるのは難しい環境ではないだろうか。
 私のように、ピアノを聴きに来て、ついでに軽くなにか飲んで……という、コミュニケーションを求めない者には向いていないのかもしれない。
 そろそろ帰ろうかと思っていたところに、さきほどサックスを吹いていた人に話しかけられた。
 「めっちゃ聴いてる人がいる、って思って緊張した」のだそうだ。
 そりゃあピアノ聴きに来てるんだからなあ、と思うのだが、そこは適当に流した。
 「ひとりでこんなところに来て飲んでるなんてカッコイイっすね」みたいなことも言われた。
 べつにカッコイイだとか意識したことはないし、一緒に行くような相手がいないだけだし、この先ずっとひとりで生きていくのに、いちいちひとりであることを気にしなければならないのは不便だから、どこにでもひとりで行くようにしているだけのことである。
 まあそんなことを説明しても仕方ないので、これもやはり適当にあしらって店を出た。
 次に来ることがあっても、やはりまた初顔として扱われるんだろう。
 それもまた面白いかもしれない。
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by tima-formosa | 2015-02-15 23:33

by tima-formosa