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あなたがそう思うのなら もうそれでいいです

2015.2.21.sat ピアノ教室、ライブ

 前回からわずか一週間の間隔でピアノ教室である。
 私としては異例といえる頻度だ。
 これは、この日に別件で街に出る用事があるので、ついでにピアノ教室にも行ってしまおうという魂胆の結果であって、断じて練習した成果を早くみてもらいたいという殊勝な心がけのためではない。

 私は極度の上がり症なので、人前でピアノを弾くことが大変苦手である。
 過去に2回だけ発表会に出たことがあるが、2度とも途中で止まってしまって、惨憺たる有様で終わった。
 それ以来、人前でピアノを弾いてみようなどとは思わなくなったが、それをどうしても避けられない状況というのがたったひとつだけ存在しており、それがこのピアノ教室である。
 長年お世話になっている先生の前でさえ、ガチガチに緊張するのである。
 前回も言及したように、私の先生は非常に優しく、厳しいことなど一切言わない。
 「間違ったってつっかえたって全然構わないよ、死ぬわけじゃないんだから」
 ということまで言ってくれる人である。
 そんな人の前でさえガチガチになってしまうのだから、これはもうひとえに私の性質の問題である。
 そういう私であるから、自宅練習では普通に弾けるところでも、先生を前にした途端、つっかえつっかえしか弾けなくなって、弾き終わるころには精神的に疲労困憊しているという体たらくで、今回ももちろん同じだった。
 それでも前回よりは良くなっているというお言葉をいただいた。
 もし私が自宅で練習しているときの演奏を先生が聴いたらどう思うだろうか。
 音だけ聴いたなら、同じ人間が弾いているとは信じられないと思うかもしれない。
 もちろん、自宅での私が上手く弾けているということではなく、教室での私があまりにもひどすぎるというだけの話だが。

 ピアノ教室を辞して、ピアノラウンジへ向かう。今夜はそこで知り合いのライブがある。
 前回記事のピアノバーとは違う店で、こちらはテーブルチャージだけでも5000円、それにアルコール類はボトルのみでどれも1万円以上、ソフトドリンクは1杯1000円という高級店(当社比)である。
 普段なら私のような庶民がおいそれと足を踏み入れることなどできない店だが、ライブの日にはライブチャージが設定されて、多少は安く入店できる。それでも結構な金額ではあるのだが。

 金額が金額なので、いつもはあまり客が入らないのだが、今回は満員の盛況だった。
 リーダーはいつにもまして緊張しており、MCはカミカミである。
 それでも演奏が破綻するということは一切なく、いつもどおりアマチュアとしては相当レベルの高い演奏を披露してくれる。私の体たらくとはえらい違いである。

 ライブが終わり、顔なじみの客やメンバーと話をしたりする。といっても、私は人と話すのが苦手なので、人が話しているのを横で聞いているくらいのものだが。
 メンバーの中で、厳密にいえばひとりだけ(厳密でなければふたり)プロのミュージシャンがいる。
 その人から、演奏に際して毎回細かいアプローチ変更を試しているだとか、楽譜を受け取ったときの裏話などを聞くことができた。
 こういうプロならではの話を聞ける機会というのはなかなか貴重で、これだけでもライブに来る価値はあるように私などは思う。
 また、ピアノを習っている人が多く(リーダーが兼業しているピアノ講師の生徒)、それぞれの練習の苦労話なども聞くことができる。
 私など、みんなが苦労していることの以前の問題(対人問題)で苦労しているわけで、まるでレベルが違うわけだが、それでもそういう話が聞けるのは貴重な財産にはなる。

 帰り際に、とある男性客から名刺をもらった。まったく面識がない人なので、なんでまたと思っていたら県議会議員だということだった。
 私は彼に投票できる地区の住民ではないし、そもそも私が絶対に投票することのない、保守本流からいまや極右政党になり果ててしまった党に所属している人なので、名刺をもらっても即ゴミ箱行き、これっぽっちも効果などないわけだが、それでも名前を売ることが商売である以上、絨毯爆撃のごとく誰彼構わず名刺を配らなければならないのだろう。
 大変な仕事だとは思うが、好きで選んだ道なのだろうから、気が済むようにやればいいだろう。
 もちろん、我々が被らなくても済むはずの迷惑をかけてくることのないように、という条件つきだが。
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by tima-formosa | 2015-02-22 10:20

by tima-formosa