ブログトップ

straymoon.exblog.jp

あなたがそう思うのなら もうそれでいいです

2015.8.23.sun.しょんないTV展

 私が唯一定期的に見ているTV番組『ピエール瀧のしょんないTV』のイベント展が開催されているということで、会場の「すんぷ夢ひろば」へ行ってきた。
 a0338326_2343157.jpg
 地元在住とはいえ、ここに来るのは初めてである。
 なぜここが会場なのかといえば、番組内でいろいろな企画を行う多目的スペースである「しょんない秘密基地」が、場所を提供していた企業の都合で移転せざるを得なくなり、その移転先となったのが「すんぷ夢広場」の遊休施設となっていた建物群の一部だからである。
 秘密基地なのに客を入れてしまっていいのか?という疑問を持つ人もいるかもしれないが、移転に際して「しょんない秘密基地」は「しょんないランド」に改名されており、もはや秘密ではなくなっているので構わないのだと思われる。

 a0338326_23455222.jpg
 それにしても真っ先に感じるのは、人の少なさだ。この写真だって、わざと人がいないタイミングを見計らって撮っているわけではなく、本当に視界に人がいない状況が結構あるのだ。
 建ち並ぶなんとなく江戸時代風の建造物群の規模に反して、あまりにも閑散としすぎている。
 a0338326_433341.jpg
 人の気配の消えた白昼の町家が並ぶさまに、私は藤沢周平の「麦屋町昼下がり」の決闘シーンを想起した。
 しかし人がいないのも道理で、これら建造物のほとんどは有効活用されておらず、関係者以外は中に入ることもできなくなっているものばかりだ。
 そもそもここは「日光江戸村」の小規模なものとでもいうべきテーマパークだったのだが、施設の所在地が採算がとれる集客など到底望めない辺鄙な場所のため(私は創業オーナーの正気を疑っている)、開設からそう長く経たないうちに一旦は休業となり、運営会社が変わって、劇場などの温泉施設以外の要素をほとんど休止して営業を再開したという経緯がある。
 そんな空き物件だらけの施設だからこそ家賃無料が条件の「しょんない秘密基地」の移転先にできたわけで、提供した会場側としても、こういったイベントが開かれれば、ついでにメイン施設の温泉に立ち寄ってくれる人も出てくることを当然期待していることだろう。

 とりあえず温泉はおいておいて、なにはともあれ「しょんないTV展」である。
 a0338326_438566.jpg

 a0338326_4412752.jpg
 素寒貧とした入口を入ると、ゲームコーナー。私の若かった頃のゲームセンターの雰囲気に近い。
 a0338326_4422496.jpg
 ずらりと並ぶファミコンソフト(当時はみんな「カセット」と呼んでいたが)。「ちりファミ交換」の企画で集められたものだ。
 バッテリーバックアップ式のものは、もはやゴミ同然と思われるが、資料的価値だけはあるかもしれない。
 a0338326_4442651.jpg
 ピエール瀧を描いた広瀬アナウンサーによる油絵作品。この作品が出てきた回は未見。
 私は1年間だけとはいえ美術部に在籍していたにもかかわらず、美術に関してまったく造詣がないので、専門家のような評価はできないのだが、単純に素人目には「わりと上手いな」と思える出来のように見える。
 まったくの素人がここまで油絵を描けるとは思えないのだが、実際のところどうなのだろうか?
 a0338326_517438.jpg
 対してこちらのプラモデルは、塗装をしていないのはもちろん、バリ取りもおざなり、はみ出した接着剤もそのままと、完全な素人の素組みレベルだ。
 しかし、いまどきこんな若い女性がプラモデル作りを実際に趣味のひとつとして継続しているというのは、非常に貴重なことで、プラモデルに近い部類の趣味を持つ私のような「同類」としても歓迎すべきことである。
 facebookの投稿によると、彼女が最近作った作品では「スミ入れ」処理が施されたということから、徐々に腕も上がっているようだ。
 もっとも、超本格的な出来のものを作れるようになってしまったら、それはそれで広瀬アナらしくないようにも感じるが。
 a0338326_5377100.jpg
 もはや何が何だかさっぱりわからない……
 a0338326_5311113.jpg
 しょんないランド居間兼会議室兼応接室?
 この先にも若干の展示が続いて、ささやかな物販コーナーも設けられている。
 a0338326_5454442.jpg
 プロレスに興味のない私には、マスクマンの面白さについてはいまいち……。というわけで、このマスクが出てきた回は未見。
 a0338326_04002031.jpg
 これは本気で怖い。
 広瀬アナによる「バロンドール」という言葉の解釈を忠実に実体化したもの。
 ちなみに、私も「バロンドール」の意味は知らない。

 だいたいこんな感じで、ツボにはまるところがあれば面白いが、そうでなければまったく面白くないであろう展示だった。
 まあそれは番組自体の性質とまったく同じものであり、そういう意味では「らしい」展示でもある。
 a0338326_04304770.jpg
 最後の最後に出口でヤラれた。

 見終わってから、スポンサーへのお布施という意味もこめて、温泉施設へ寄った。
 なかなかいい感じの温泉ではあったが、ところどころにB級施設特有のヤレ感が見受けられる。
 「しょんないランド」のスポンサーとしては似つかわしいかな、とも思える。
 a0338326_601924.jpg





.
[PR]
by tima-formosa | 2015-08-24 05:49

by tima-formosa